青空文庫は偉大だ!
先日アマゾンで Isabella Lucy Bird の“Korea and her neighbors”(邦題『朝鮮紀行〜英国婦人の見た李朝末期』)を買いました。翻訳を買うと1733円もするのを Kindle版なら99円だもんね。
ところがどっこい、これがトンデモでした。明らかにスキャンしてOCRをかけただけのもの。まあ、読めなくはないけど、あんまりなんで Amazon Kindle の不具合レポートに書きました。まあ、ムッとしたやりとりもありましたが、事態は認識されて、改善を約束してもらいました。
今回の本は著作権が切れた本のデジタル化プロジェクトが絡んでいるみたいでした。日本では青空文庫がやってるあれです。青空文庫ではこんな事態はありえんですよね。こんな質のいい電子書籍が無料で読めるなんて偉大。それを作った富田倫生さんはもっと偉大。ご冥福をお祈り致します。