2013-01-01から1年間の記事一覧
先日アマゾンで Isabella Lucy Bird の“Korea and her neighbors”(邦題『朝鮮紀行〜英国婦人の見た李朝末期』)を買いました。翻訳を買うと1733円もするのを Kindle版なら99円だもんね。 ところがどっこい、これがトンデモでした。明らかにスキャンしてOCR…
お仕事でインドネシア、ジャワ島西部、スラバヤの大学を訪問してきました。その感想をいくつか。 ・経済発展の熱気 やっぱり、発展まっただ中の国は何か熱気を感じます。そう言えば、私が子供の頃1960年頃ってこんな感じだったよなぁ。道路の整備具合、家の…
本書を読むと、犯罪に至る心理が、いかに普通の人々に潜んでいるかよく分かる。犯罪の厳罰化なんて抑止力になんかならないのだ。最近の風潮は「復讐」を手助けする罰則になっているのよね。 あと、異常心理の例として並んでいる歴史上の偉人の話しが面白かっ…
私は Twitter やブログをフォローする時に、出来るだけ様々な意見を読むようにしています。原発問題でも、安全派も危険派もいます。他のことでは、鋭い意見を述べている人ばかりですしね。今回の山本太郎議員の問題で気がついたのは、危険派の人々がほとんど…
山本太郎議員が園遊会で天皇陛下に手紙を渡したとかニュースになっている。一部では、懲罰すべきだという意見まである。不敬罪(そんな法律はない)とか、天皇の政治利用は憲法違反(解釈の幅が広すぎる)とかの言葉がメディアにすら飛び交っているが、私は…
最近、バナナとパイナップルが安いと思いませんか?バナナ一房6本98円とかパイナップル一本198円とか。味もなかなかな物です。これ、どちらもフィリピン産。 これって、どうも領土問題が絡んでいるみたい。中国が南沙諸島の領土紛争の鞘当てに、検疫で…
『赤の女王』で有名なサイエンスライター Matthew W. Ridley の最新作(と言っても、2010年ですが)。翻訳は『繁栄―明日を切り拓くための人類10万年史』というタイトルで出ています。Kindle のお蔭で英語で読むようになりました。若い頃からこれがあれば。 …
なぜこの本を買ったのか覚えてないのですが、腰巻きに「物理屋でこの男の名を知らぬ者はいない」なんて、竹内薫が書いていたので、「あ、俺知らん」と買ってしまった模様。竹内薫の言うことに間違いが多いのに気がつく前だったのか。 西洋のノンフィクション…
ちょっと日和ってたのですが、Twitter でアップデートした人の話しがいくつか出てたので(それに、科研費の申請書が一段落した)アップデートしちゃいました。きびきび動くというのは、感じます。それと、スリープからの起上がりが速くなったのが便利。でも…
ホテルのレストランの表示偽装というのを、例によってメディアが袋だたきにしている。レッドキャビアと言ってトビコが出てきていたとか、フレッシュジュースをその場で絞ってなかったとか、なんとか海老がかんとか海老だったとか。 わたくし、恥ずかしながら…
今日の朝日新聞に『チケット1枚40万円 ネットダフ屋、いいのか』という記事があった。「いいのか」とどっちにころんでも自分は傷つかないタイトルの振り方も気になるのだが、記事な内容も論理的ではない。 人気のあるコンサートのチケットがインターネッ…
熊本上通りに通町筋から入ったすぐのところのビル一階の店舗がもう何年も空いたままになっています。そのはす向かいにあったミスドが先日なくなった後も空いたまま。ここ、熊本では一等地なんですよ。噂によれば、賃料が高過ぎて誰も入らないのだとか。周り…
いやあ、mixi の日記をやめてから、ほとんどこの手の文章を書いていなかったら、ここと言うところで適切な単語が出てこなくなってる。頭ってこんなに簡単になまるものかは! このタイトルだって、えらい古い流行り言葉。ま、自己言及系のプログラム(再帰プ…
塩野七生のエッセイは久しぶり。実は、『十字軍の物語3』も買っただけで読めてないのですが、エッセイはさらさらと読めて楽です。 時々の話題についての著者の見方を書いた文芸春秋の連載をまとめた本で、相変わらず鋭いし、倫理観の視野が長くし、論理は明…
今日、熊本の中央街で、Street Art-Plex をやってました。街中でジャズなどの演奏を行うイベント。年一回やってます。ちらちら見て楽しんだんですけど、ちょっと疑問を持ちました。 まず、演奏でお金を集めていないこと。西洋の街中でもよく演奏を見ますが、…
はたと気がついたら、ブログを一年放置してました。これに気がついたのを機会に再開するつもり。ま、つもりはつもりなのですが。 とりあえず、去年から1年間に買った本の一覧。ざっと100冊。読んでないのがかなりあるなぁ。 ウナギの次はマグロが消える…