しぶちんはしぶちん

mixi で日記を書いていたのですが、廃れてきて書いていてもせんないので、ブログにすることにしました。綴り方の練習くらいのつもりかな。

ビル前の道は誰のものか

 熊本上通りに通町筋から入ったすぐのところのビル一階の店舗がもう何年も空いたままになっています。そのはす向かいにあったミスドが先日なくなった後も空いたまま。ここ、熊本では一等地なんですよ。噂によれば、賃料が高過ぎて誰も入らないのだとか。周りのビルも含めた大家だから、そこだけ賃料を下げるわけにはいかないのかもしれないですけど、社会的責任もあるよなぁ、と思ってました。

 そこへ、先日通りかかったら、「店舗前で商売を禁止する」という趣旨のはり紙が張ってあったので、かなりムッとしました。店舗前って店舗ちゃうやないか。店を開けている時には、そこを使ってはいけないと主張する権利があるのは認めます。しかし、店舗を貸していない状態で、その前の公道の使用権を主張するのは良くない。そこに、露店があったり、ストリートパフォーマーでもいてくれたりした方が商店街にとっていいはず。まわりまわって、貸主の利益にもなります。やっぱり近視眼的だよね。

  他の地域のシャッター通りでもそうじゃないかと感じています。入る店舗がないという問題ではなくて、賃料が下がらないことが問題なのです。そして、それは貸主の方針の問題、つまり、比較的少数の人々の合理的判断で解決可能な問題なのです。