しぶちんはしぶちん

mixi で日記を書いていたのですが、廃れてきて書いていてもせんないので、ブログにすることにしました。綴り方の練習くらいのつもりかな。

ベルリン国立美術館展

そうそう、九博で開かれていたベルリン国立美術館展のことを書いてませんでした。今回は、新幹線から久留米乗換え在来線に乗って二日市でJR-西鉄を歩いくという戦術。結局これが良さそうです。例によって、往復ビンタで焼きたての梅ヶ枝餅を食べて、そうそう、梅ヶ枝餅を持って、スタバに飛び込むと言う暴挙もしたりーのと、ゆるゆると九博へ。
 目玉はフェルメールの「真珠の首飾りの少女」。ブームだしね。でも、イマイチ来ない。むしろ、デューラーとかクラーナハとかがさすがでんな。でも、全体にもう一ついいのがない。と、廻っているとボッティチェリの素描があるじゃありませんか。普通はあんまり顔を近づけてみたりはしないんだけど、細かい人物が見えるところまで近づいて、「あ、確かにボッティチェリや!」と喜んでました。
 もう一つ、ルネサンス時代の女性の彫像が印象に残ってます。あれは誰の作品だったんだろう。それこそ、デジテリオ・ダ・セッティニアーノの作品のように素朴さと凛とした気品を兼ね備えた顔が魅力的でした。
 マウリッツハイス美術館展を見た直後だったので、あんまり感動しなかったけど、冷静に考えてみたら、十分お得な展覧会でした。まあ、交通費を含めても安かったとは言えないかな。